Ruby on Railsで有名な37signalsの新刊です。Getting Realに感銘を受けて以来常に気になる存在だったんですが、本屋で見つけて即読了、そして感動。時間をあけて落ち着いて読み返してみてもまた感銘。いー感じの内容に仕上がってます。さすがです。定期的に読み返したい一冊かと。
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)著者:ジェイソン フリード
販売元:早川書房
発売日:2010-02-25
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180ページ弱の本書ですが、37signalsの仕事哲学が詰まったエッセイで埋め尽くされています。けっこー過激というか挑戦的な内容も多く含まれていますが、そんな意見に耳を傾け、自分の仕事に向かう姿勢を考え直してみるのも良いんじゃないでしょうか。
以下、感銘を受けたり、ぐっときたところを抜粋(強調は私がつけたもの)。
- 小さなビジネスを目指すことに不安を抱かなくていい。持続的で、利益の出るビジネスを行っていれば、それが大きかろうと小さかろうと誇るべきことなのだ。
- すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ることだ。
- 「自分自身の問題を解決する」アプローチでは、作り手は作るものと恋に落ちる。問題をよく知っているだけでなく、解決の価値もよく知っている。
- 何か本当にしたいことがあれば、他にやることがあろうとも時間を作る。残念なことに、多くの人はそれほどではないのだ。そして彼らは時間を言い訳にして自尊心を守ろうとする。
- レポートや書類のような抽象物の問題は、合意したという幻想を生み出すことだ。何百人もの人が同じ言葉を読むことができるが、頭の中では何百もの異なったことを想像している。
- なにをか加えるのは簡単だが、価値を加えるのは難しい。あなたが取り組んでいることは、本当にあなたの商品を顧客にとってさらに価値あるものにしているのだろうか?
- 小さなチームでは、働いてくれる人間が必要なのであって、人に仕事を振る人間が必要なのではない。皆何かを生み出さなければならない。結果を出さないといけないのだ。
- 文化はつくるものではない。自然に発達するものである。
- みんながアイディアを持っている。アイディアは不死身だ。アイディアは永遠だ。一方、ひらめきは永遠に持続できるものではない。果物や牛乳のように賞味期限がある。何かしたいことがあれば、今しなければいけない。しばらく放っておいて二ヶ月後に取り掛かるというわけにはいかない。「後でやる」とは言えない。「後で」ではそんなにやる気満々でもないだろう。
一貫した主張は、シンプルに、自分の頭で考えて、問題意識に従って自分自身が行動すること。いや、ほんとその通りだと思います。
37signalsの書籍を日本語で読める幸せを感じつつ、著者にはもちろんですが、出版社と訳者に感謝です。
この記事のカテゴリ: 日々のこと:本
